日本食は健康か?

今夜の晩ご飯のおかずが、ゴーヤチャンプルでした。

高校生の息子は、「肉のおかずが少ない」 と少し不満な様子
食べ盛りの高校生の言い分で、わからんでもないけれど

「健康的な食事というのはな・・」
みたいな会話をしながらの晩ご飯でした。

「日本食って健康的な食事なんだよ。」
という話を あんまり興味なさそうに聞いていましたが

高校生の息子に、「日本食ってどんな料理を連想する?」
そんな質問をしてみたところ
パッと答えたのは、なぜか、「マスの塩焼き」 と・・
次に出たのが、「刺身」、「寿司」 だった。
彼の頭の中には 日本食=魚 というイメージがあるのでしょう。

一言で日本食といっても、世代の違いによって日本食のイメージもずいぶん異なるんじゃないでしょうか。。

そもそも、日本食が健康な食事と言われるようになったのは
マクガバンレポート からだといわれます。

マクガバンレポートとは、1977年にアメリカの上院の栄養問題特別委員会で作成された、「食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」、に関するレポートです。
当時の委員長であったマクガバン氏によると、「どれほど巨額の費用をつぎ込んでも、それで国民が少しでも健康になればよい。このまま推移すればアメリカの国そのものが病気のために破産してしまうだろう」、ということで、世界的規模の調査・研究が行われ、5000ページに及ぶ膨大な報告がされたわけです。

そのレポートでは、「心臓病はじめとする諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした<食元病>であり、薬では治らない、我々はこの事実を素直に認め、すぐさま食事の内容を改善する必要がある。」として、食事改善の指針を打ち出しています。

そして、そのレポートの中に、『最も理想的な食事は日本食』 と明記されているですね。

ただし・・
日本食は日本食でも、『元禄時代以前の日本人の食事』 なんですね。

元禄時代とは、生類憐れみの令で有名な第5代将軍徳川綱吉がおさめた約30年間(1680~1709年)をいいますが、300年以上も前5代将軍の前なんですから、3代将軍、徳川光圀(水戸黄門)のころの日本の食事なわけで・・
いったいそのころはどのような食事だったのか???
実はその時代に、食文化の大きな転機があって、庶民が精白米を食べるようになったのが元禄時代の都会の人たちから、といわれています。

マクガバンレポートで、『元禄時代以前』 としたのは、精白米を食べていなかったころの日本人の食事、を指していて
つまり、精白しない殻類を主食とした季節の野菜や海草や小さな魚介類といった内容の食事ということになります。

とすると・・
主食のごはんは白米が当たり前で、西欧化した肉料理が多い、現在の日本の食卓は、あまり健康的な食事をしているとは言えないでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です