ダイエットで落ちるのは脂肪だけでなく、筋肉も落ちているのです。

目次今日からテーマが新しくなります。

今週は、「脂肪を落とす」 というテーマで書いていきたいと思います。

 

肥満の問題は体重が増えることではなく、体脂肪の増加と筋肉の減少なのです

そもそもダイエットというのは「余分な脂肪を落とすこと」なのです。ですから、「体脂肪を落とすダイエット」という今週のテーマは当たり前と言えば当たり前なのですが

でもその当たり前が出来ていないことが非常に多いのです。
体重が減って喜んでいても実は体脂肪がそれほど落ちていなかったということはよくあるのです。

問題は体脂肪が増えることです。
体脂肪が増えるから血流が悪くなったり、ホルモンのバランスが崩れ生活習慣病になりやすくなるのですし、体脂肪が増えるから太ってスタイルが悪くなるのです。

なのにダイエットした人で、「体重が何kg減った」とは言えても、「体脂肪が何kg減った」ときちんと把握できている人なんて滅多にいないでしょう。ダイエットの時に「体重を落とす」ということばかりに意識がいってしまっているのです。

もちろん「脂肪」が落ちれば、「体重」は落ちますが、体重は脂肪以外のものが落ちても落ちるのです。

例えば体内の水分量が減っても、お腹の中のまだ排泄されていない食べ物の量が減っただけでも、体重は変化するわけですし、筋肉や骨が減っても体重は減るのです。

脂肪以外が落ちるなんてあるの?と思う人もいらっしゃるかもしれないですがダイエットの時にあなたの身体は脂肪以外のものを落としたがるのです。それは、「筋肉」なんです。

そして「筋肉が落ちてしまうこと」が、さらに太りやすい体質になったり、健康状態の悪化を招く問題になってしまうのです。

 

なぜ筋肉が落ちてしまうのか

なぜダイエットで筋肉が落ちやすいか、それはなぜ人間の身体が脂肪を蓄えるメカニズムを持っているのかということを理解するとわかりやすいです。

脂肪というのは、ものが食べられないときの大切なエネルギーの備蓄なんです。

”ものが食べられないとき” って現代の日本で生きる私達にはちょっと想像しにくいかもしれません。現在の日本は、”飽食の時代”、ですからね。いつでもどこでもものが食べられます。
ものが食べられないなんて海や山で遭難した時くらいしか想像できないかもしれません。だけど、そんな時代になったのはつい最近のことなのです。たかだか50~100年ほど前からではないでしょうか。

私たち人類の祖先は何百万年もの長い期間、いつ食べ物をを食べられるか分からないそんな飢餓の時代を生きぬいてきたのです。
その期間に身に付けた生き残るための進化が、”食べたものの一部をエネルギーの備蓄のため脂肪として身体に蓄えておこう” という危険を回避するためのメカニズムなんです。

 

脂肪というのは飢餓から命を守るために蓄えられているものなのです。今は飢餓の時代ではないからそんなに脂肪をためこまなくてもいいよと思っても、人間は何百万年もそうしてきたのですから急には変われないのです。

身体が使う以上のエネルギーを摂取したら、その時に使われなかった余ったエネルギーは脂肪として身体に蓄えられてしまうのです。

だからダイエットするとき、みなさんは食べる量を減らしますよね。だって食べすぎていて余分にエネルギーを身体に入れているから脂肪として蓄積されてしまうのです。

カロリー収支の バランスを消費が摂取を上回るようにしないと痩せることはできません。
あるいは運動もしますよね。消費をなるべく大きくしたほうがカロリー収支のバランスをダイエット側に大きく傾けやすいです。

そして1日に身体が消費するエネルギーよりも、入ってくるエネルギーが少なくなれば、身体はそれまでに溜め込んでいたエネルギーを使おうとします。身体の脂肪を使うわけですが、それがダイエットです。

ところが、身体は命を守るためにせっかく貯めた脂肪をそんなに簡単に使わないようにしようとするんです。ためたものをなるべく使わずに出来れば余計なエネルギー消費を少なくして済ませようとするのです。つまり、省エネで済ませるようにしようとするんですね。

例えるなら、お給料が減って収入が少なくなったら、いざという時のための貯金はなるべく使わないようにして、出費を抑えようとしますよね。それと同じです。

そして身体が省エネで済ませるためにはエネルギー消費が大きい部分を落とそうとするのです。それが「筋肉」なのです。

運動していると繰り返し訪れる負荷に対抗して身体が必要だと感じて筋肉を増やしますが、運動をしなくなると筋肉は落ちます。必要がなくなったと判断するからです。省エネをするのです。

そしてダイエット中は消費カロリーより摂取カロリーが小さい状態が続きます。もちろんそうしないことには痩せることは出来ないです。しかしその状態の時には身体は、「省エネにしなきゃ」という働きも強くなります。だからダイエットをすると蓄えられた脂肪も落ちますが、筋肉も落ちてしまうのです。

 

無理なダイエットでは脂肪は落ちにくい

脂肪を貯めるということは飢餓を生き抜くためのメカニズムなのです。命の危険を回避するためのものなのですから身体は危険を感じているときは脂肪を貯めやすくなります。脂肪を燃やしたがらなくなります。そしてエネルギーを節約しようとするのです。

だから無理なダイエットは良くないのです。

例えばやみくもに食べる量を減らして極端な食事制限をしてしまうと身体は、“飢餓がきた。危険だ” と思ってしまうんですね。だから無理なダイエットでは、脂肪が落ちにくくなり、筋肉を減らそうという傾向が強くなります。

また、無理なダイエットだけでなく、たとえば、体調を崩しているとか、疲れが溜まっているとか、精神的に落ち込んでいるとか、そういった時も、身体は自分のことを危険だと感じやすくなります。

あるいは無理をしている意識はなくても栄養のバランスが悪くなってしまっていたりしても危険と感じてしまうでしょう。不足の栄養が合ったりすると身体の機能が十分に働かなくなりますからね。

心と体が健康であることと、ダイエットの成功は密接な関係があるのです。

女性が生理の時に体重が落ちなくなります。それは危険ということではないですが、身体の大切な時だから守りにはいって省エネになるのです。メカニズムとしては同じです。

 

リバウンドすると体脂肪が増える

ダイエット時は大なり小なり省エネモードが強くなり筋肉を落とそうとしてしまいます。

ところが筋肉が落ちてしまうことはダイエットにとっても健康のためにも良くない影響があるのです。もちろんエネルギー消費が大きい筋肉が落ちてしまうということは消費カロリーが減るわけですから太りやすくなるということですし、筋肉が落ちて体温が下がることでさらに消費カロリーは減りますし、冷えは万病の元といいます。低体温は身体の不調の原因にもなります。不調になるとさらに省エネモードになるという悪循環になってしまうんです。

そして、痩せにくく太りやすい身体になっていたら当然せっかく痩せてもリバウンドしやすくなります。

リバウンドをしたら努力が水の泡ってだけではないんですよ。ダイエットの時には脂肪だけではなく筋肉も落ちるのです。仮に5kgダイエットしたとして、2.5kgは脂肪が落ちた分、2.5kgは筋肉が落ちた分としましょう。
でも、リバウンドして体重が元に戻る時には5kg分、全部脂肪だけが増えてしまって筋肉量は戻らないのです。結果としてダイエットをする以前よりも体脂肪が増えてしまうのです。

努力が水の泡どころか、間違えたダイエットはかえって太ってしまうのです。

ということで、きちんと 「体脂肪だけを落とそう」 という意識で正しくダイエットをする必要があるのです。ではどんなことを意識したらいいのか?、「食事」、「運動」、「ダイエットの管理」、「生活習慣」の面で注意するべきポイントなど今週していこうと思っています。

体脂肪だけを落とすダイエットにチャレンジしましょう。

太り過ぎは健康に良くないと言われます。それは体脂肪が増えすぎてしまっているからなのであって、体脂肪を減らさないと意味がありません。

また、若い女性は自分の見た目を良くしたくてダイエットする人が多いのですが、体脂肪というのは、筋肉とべると同じ重さでも体積がとても大きいのです。ですから、体脂肪だけをしっかり落とした方がスタイルが驚くほど良くなるんです。

みなさん、なるべく体脂肪だけを落としましょう。

 

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