脂肪が落ちやすい生活のリズム

 目次今週は「体脂肪を落とすダイエット」という話題です。きちんと体脂肪を落とすダイエットをするためにどうしたらいいか、ここまでに食事のことと運動のことについて書いてきました。

今日は生活のリズムのことについて書きます。

生活のリズムといえば、「早寝早起きがダイエットに良い」、とか、「夜遅く食べると太る」と、聞いたことあると思いますが、全くそのとおりなのです。早寝早起きのリズムも脂肪を落とすダイエットのためにとても良いことなんですよ。

なぜ夜食べると太りやすいか?
それは自律神経のリズムが関係するのです。

 

自律神経とは

人間の身体の機能は自律神経によって制御されている部分が多いのです。自律神経とは自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して身体の機能をコントロールする神経のことです。

例えばペンを持って文章を書く のは自分の意志で身体を動かす行動ですが、「心臓を動かせ」とか「体温を維持しろ」とか「肝臓で脂肪を合成しろ」、「インスリン出ろ」、なんてことは自分の意識ですることではなく身体が勝手にやってくれています。そのような人の意志から自立して内蔵や身体の機能を制御する神経のことを自律神経といいます。

もちろん無理なダイエットをした時に起こる飢餓反応で脂肪を落としにくくしたり、筋肉を落としやすくしたりということも、逆に脂肪を積極的に燃やそうということも自律神経の働きです。

ですから身体はどんな時にどんな反応をするか、自律神経の動きもある程度は理解していおいたほうがいいのです。

そして、自律神経には2種類があります。「交感神経」と「副交感神経」です。

 

交感神経と副交感神経

交感神経は積極的にエネルギーを消費して活発に活動をするときに働く自律神経です。それに対して、副交感神経は身体の状態を安静にさせて休めたり、再生したり、身体を守るために働く自律神経です。

そして身体は体内時計を持っていて時間によって交感神経と副交感神経が切り替わるのです。朝は活発な活動を促す交感神経を優位にして、夜は休息モードを促す副交感神経が優位になる。といったリズムを持っているのです。

人間というのはそもそもが日の出とともに活動を始めて、日の入りとともに休息をするようなリズムで設計されているのです。
そしてこのリズムは脂肪の燃焼と蓄積にも大きく関係します。交感神経が優位な日中はエネルギーを消費しやすくなる。つまり脂肪は溜りにくく落としやすくなります。逆に、副交感神経が優位な夜間はエネルギーを節約しようとしますから体脂肪を溜めやすくなります。

ですから朝と夜に同じ物を食べたとしても、朝は脂肪になりにくい、夜は脂肪になりやすいのです。

夜型生活はダイエットの効率が悪いです

また、「早寝早起きがダイエットに良い」と言われる理由はいくつかあって、ひとつは、夜遅くまで起きていると、お腹が減って食べちゃうからです。夜中まで起きてTVを見ていたり、本を読んでいたり、お仕事をしている人もいるでしょう。ついお腹が空いてなにか食べたくなったりしますよね。

また、副交感神経と交感神経が切り替わるのは午前5時ごろといわれますが、脂肪を燃焼しやすい日中の時間帯になるべく活動する時間を増やし、副交感神経の優位な時間帯は休息をするほうが効率がいいわけです。夜型の人は効率の悪い時間にダイエットをしているのです。

それからもうひとつ。睡眠も 自律神経 によってコントロールされているんですが、交感神経は、明け方になると優位になり、体温や血圧が上昇して目が覚めます。夜になると副交感神経が体を休養・睡眠へと導くのですが、こうした体のリズムを無視して 「遅寝遅起き」 の生活を続けていたりすると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまうことがあります。そのことから自律神経失調症になったり、うつ病などの原因になったりするのですが、「モナリザ症候群」 になってしまうこともあります。

モナリザ症候群

MONALISA(Most Obesity kNown Are Low In Synpathetic Activity)の略です。意味は、「ほとんどの肥満者は交感神経の働きが低下している」 ということですが
夜型の生活が長く続いたり、不規則な生活を続けていると、交感神経の働きが鈍ってくるのです。交感神経の働きが鈍ると基礎代謝が低下して、エネルギー消費を節約する時間が長くなってしまいます。つまり体脂肪を溜めやすい体質になり、太ってしまうというわけです。

低体温

筋肉量が低下すると低体温になるという話しをしましたが、自律神経が乱れることでも低体温になることがあります。ちなみに体温が1度下がると基礎代謝が12%下がるといわれます。それをカロリーに換算すると、1日に300~500kcal分のロスになるんです。体温が下がるとダイエットしにくいハンディキャップを背負うことになるのです。

 

メリハリのない生活スタイル

もちろん、夜勤がある仕事の人もいらっしゃるでしょう。仕方がなく昼夜逆転の生活になってしまう人もいらっしゃいます。そういう人が必ずモナリザ症候群になってしまうかといえばそうではありません。もちろん早寝早起きのリズムが一番いいのですが、よくないのはメリハリのない生活スタイルなのです。

例えば適度な運動をするということは、交感神経を刺激することになりますし、夜勤があっても活動時間と休息の時間のON/OFFのメリハリはつけることができます。よくないのは、ズルズル、ダラダラの不活発な生活スタイルになってしまうことなのです。

デスクワークの仕事をしていてあまり運動する機会がない、夜更かししたり不規則な生活、休みの日もなにもせず1日中家でごろごろしている。そのような生活を続けていると交感神経はだんだん鈍ってきてしまうのです。せめて休みの日は出かけるなどして、体を動かしたり、なるべく活発な生活を送るようにするのがいいのです。

 

ラジオ体操してみましょう

もし可能であれば、なるべく朝早く起きて夜は早く寝る生活スタイルに切り替えるようにしましょう。仮にいまモナリザ症候群になってしまっていても、早寝早起きの規則正しい習慣に切り替えることによって改善できるのです。

朝のラジオ体操はすごくいい習慣ですよ。

自律神経の乱れは心の乱れからくることもあります。心と身体はつながっているのです。毎日毎日ストレスで精神的に凝り固まってしまうってこともありますよね。つい忙しくて運動をすることもなくなり身体も固まってしまったり、自律神経も乱れてしまって体温が下がって、それではスムーズに血液が流れて健康的になるなんて無理なことです。ダイエットもなかなか成功しないでしょう。

しかし、凝り固まった心を解きほぐすのは難しかったりします。そんな時は身体を柔らかくすることからはじめてみるのがいいのです。

心と身体はつながっているのです。

朝の体操は身体を柔らかくするためにも、交感神経をONにするのにもってこいですしね。早起きの習慣にもつながります。AMラジオがなくても、ほめやせのラジオ体操のページでラジオ体操が聴けますよ。

ほめやせのラジオ体操のページ

もちろん急に生活スタイルを変えるのは大変なことです。早起きは、毎日実践することが理想ですが、例えば週1回の早起きからスタートしてみるなんてのもいいかもしれないですね。

ということで、明日は体脂肪を落とすダイエトのための管理の方法について書きますね。

 

どうせ走るなら効率よく脂肪を燃やしたいと思う人や、走っているのになかなか痩せない人は、効果を上げる方法  ⇒ コチラ
走ったらヒザが痛くなっちゃったという人は ⇒ コチラ

 

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コメント

  1. ほめこ♪ より:

    規則正しい生活は本当に大事なんですね。
    ラジオ体操・・・めっちゃいいです。
    朝やると体がシャキっとして気持ちいいし(^_-)

  2. ゆみ より:

    私も以前は、遅寝遅起の典型的なタイプでした
    その おかげで、食生活も乱れて、どんどん太りました

    「私は低血圧で、早起きが苦手だから・・・」で、自分に都合のいい言い訳しながら
    生きていたけどな~んにも得することなんてなかったです

    ほめやせで「5つの習慣」をやりはじめて、徐々に体重も落ち始めていたけど
    早起きしてラジオ体操~朝ウオーキングするようになったころから、
    ダイエットが加速し始めたのは、私自身が1番驚いています!

    今では習慣になって、仕事が休みの日でも、
    少し寝る時間が遅くなっても毎日同じ時間に起きるようになりました!!

    結果的に、ダイエットだけでなく、モナリザ症候群からも抜け出せました♪

    体内時計もバッチリです(*^^)v

    いきなり変えるのは難しいと思いましたが、
    1週間も続けていると、朝型にしたほうが体調もすごくいいです!
    これからも継続して、早起きできた自分をほめてあげたいと思います♪

  3. […] 脂肪が落ちやすい生活のリズム 2013年7月29日 […]

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