水がダイエットやアンチエイジングに与える影響

テーマ12水分補給目次今週は「水分補給」について書いています。
体内での水分の役割について、前回の記事では「体温調節」と「血流の流れ」において重要な働きをしていることを書きましたが、
今日はダイエットやアンチエイジングに関しての水分の役割について書きます。

正しく水分補給をしていたら痩せられるというものではありません。
でも、正しく水分補給できていないことが、頑張ってダイエットしているのにスムーズに痩せられない理由になるのです。

水分がダイエットに与える影響

<代謝>

昨日の記事で、身体の組織に酸素や栄養やホルモンなどを運ぶのも、水分の大切な役割と書きましたが、つまり代謝という化学反応をするのに水分は必要不可欠なのです。

十分な水分補給をして血液をサラサラに保ち、身体の各器官の細胞に必要な栄養やホルモンを届けることは代謝をアップさせるのに大切なことです。もちろん、落としてしまいたい脂肪がエネルギーとして使われるということだって代謝なのです。ですから、水分が足りずドロドロ血液ではダイエットだってスムーズにいかなくなってしまうのです。

<便秘>

便秘はダイエットにとってよくありません。ダイエットの時には食事量が減るため便秘になりやすくなりますが、スムーズに排便されず毒素が体内に増えてしまうと代謝が低下してしまいます。腸内環境を整えるためには食物繊維や発酵食品が有効ですが、それだけでなく水分だって大切なのです。水分が足りないと便が固くなって出づらくなってしまいます。

<セルライト>

セルライトが気になる人もいらっしゃるでしょう。セルライトは皮膚の下で脂肪と老廃物が合わさって固まってしまいデコボコの塊になってしまうものです。つまり血行や代謝が低下するとできやすくなるのです。ですから十分な水分補給ができているかということだって影響するのです。

<食べ過ぎ防止>

水を飲むことによって、満腹中枢が刺激されます。食べ過ぎ防止にも役に立つんですね。食事中には水を飲むこともダイエットのためにはいいことです。
それと、水を飲むと舌の味を感じる「味蕾」と呼ばれる部分が発達して、 淡泊で低カロリーのものを好むようになることもダイエットに好都合と言えるでしょう。

水分をしっかりとっておくことはダイエットのために必要なのです。「水太り」 という言葉がありますが、水を飲んで太ることはありません。水にカロリーは無いのです。

また、水を出しただけで痩せることはありません。サウナなどでたくさん汗をかくと、それだけ水分が外に出るのだから体重は落ちます。だから汗をかくとダイエットができると勘違いしがちなんですが、それは脂肪が減ってダイエットができているわけではありません。

もちろん汗をかくことは良いことです。デトックスが促進されたりもしますしね。でも汗として水分を出したらその分補給しないといけないのです。体内の水分量を保っておくことがダイエットのためには大切だということです。

 

美容と老化防止

人間の老化と水には深いつながりがあります。

生まれたての赤ちゃんの体内の水分量は、約80%あります。でも、20歳を超えるころには約60%まで減少して、さらに年齢を重ねると体内水分量は徐々に減っていき50%を下回ってしまうのです。

その水分量の変化が肌年齢に大きく影響するのです。
歳をとると肌の衰えが気になって、美容成分や保湿成分を含んだスキンケアの関心をもつ女性が多いです。確かにコラーゲンやヒアルロン酸の減少も肌の水分量低下に影響して、肌を衰えさせる原因ですが、その前に正しく水分補給ができていることだって大事なのです。

また肌年齢だけでなく、水分量の低下は代謝にも関係します。

年をとると新陳代謝が悪くなります。だから、歳をとるとダイエットもしづらくなるのですが、これは、運動不足などで筋肉量が減ることも大きな要因ですが、体内の水分量が減ることも代謝を悪くする要因なのです。

加齢によって体内の水分は減るわけですが、体内を循環している水分(血液やリンパ液なの)や細胞内の水分の量はあまり変化しません。細胞間の水分が減少するんです。

その細胞間の水分が減少すると、血管と細胞の間で、栄養や老廃物の受け渡しができなくなってしまいます。ですから、細胞はだんだん元気を失って、老化していくのです。

水分不足でシワも増える

また細胞間の水分量の減少はシワ等ができやすくなる原因になります。細胞間の水分が減少するのはヒアルロン酸やセラミドやコラーゲンの減少が保水力を弱めるからです。ですからタンパク質やビタミンなど、栄養素の補給も大切なのです。

ただ水を飲む習慣がなければ、それだけ水分量の減少は加速してしまいます。水分を摂取することと老化や美容にも深いつながりがあるのです。

ということで、ここまで書いてきたように、水分補給というのはダイエットや老化防止にもとても大切なことなのですが、健康のためにだって欠かすことは出来ないものです。厚生労働省のHPからの文章を引用します。

「健康のため水を飲もう推進運動」

体の中の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスク要因となります。

健康のため、こまめに水を飲みましょう。

私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる健康への障害が多くの悲劇を引き起こしています。児童生徒等を中心にスポーツなどに伴う熱中症による死亡事故は後を絶ちません。また、中高年で多発する脳梗塞・心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因のひとつとなっています。これら脱水による健康障害や重大な事故などの予防には、こまめな水分補給が効果的です。

寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。
「健康のため水を飲もう推進委員会」では、「健康のため水を飲んで、熱中症や脳梗塞などの重大な事故から尊い人命を守る」。こういった運動を全国で広く展開し、
[1]こまめに水を飲む習慣の定着
[2]「運動中には水を飲まない」などの誤った常識をなくし、正しい健康情報を普及する
[3]水道など身近にある水の大切さの再認識
により、子どもから高齢者までの広く国民一般の健康増進、疾病・事故予防に寄与する活動を行っています。

———–
上記は 厚生労働省のサイトから転記したものです。

 

ダイエットサポートをしていると、「そんなに水を飲まなきゃいけないんですか?」と驚かれることがよくあります。なぜ水を飲まなきゃいけないの?という質問もよく受けます。それだけ「水分補給」が大切という意識が低い人が多いのだと思うんですね。

明日は適切な水分摂取はどのようにしたらいいか、ということについて書きます。自分の水を飲む習慣と見比べてみてくださいね。

 

 

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