むくみについて/水分の種類の補足

テーマ12 水分補給の目次今週は「水分補給」について書いています。昨日は水分補給としての水分の種類について書きましたが、ちょっと書き足りなかったと思う部分を補足します。それと「むくみ」についても書いておこうと思います。

 

カロリーゼロならいいのか?

昨日の記事で、ジュースなどで水分補給をすると砂糖の摂取量が増えて良くないと書きました。では、「カロリーゼロ」や「無糖」のものならいいのか?ということも書いておこうと思います。
もし仮に、二つ並んだどちらかの清涼飲料水を飲まなら、例えばバーベキューに行ったら飲み物がコーラしかなかったとか。そういう状況だったら。ボクもカロリーオフとか無糖を選ぶでしょう。

でも、カロリーゼロなら「水」と同じ、というわけではありません。

カロリーオフ飲料だって合成甘味料などを使って甘くなっているんですからね。甘いモノじゃないと満足できないから「水」じゃなくカロリーオフの清涼飲料を飲みたいと思っていたら、その、”甘いんもの依存”、に問題があるのです。甘いもの依存から脱しない限りどこかしらで砂糖の摂取が増えてしまうでしょう。「カロリーゼロならいい」と考えず、「水」で満足できるよう嗜好の習慣を切り替えることが大事です。

また、人工甘味料などでも血糖値は上がってインスリンは分泌される、という報告も見受けられますし、安全性に関して解明されていないことも多いのです。カロリーが低いということだけで安心して多用するのはあまり良くないことですよ。

参考・食品表示に関して

  • 「カロリーゼロ」 食品100g(飲料なら100ml)あたりのカロリーが5kcal未満なら表示できます。
  • 「シュガーレス」 砂糖や果糖や乳頭など、糖類が100g(飲料なら100ml)あたり5g未満の場合に表示できます。「ノンシュガー」、「無糖」も同様です。
  • 「砂糖不使用」 単に砂糖を使っていないというだけです。果糖や乳糖を含んでいてもこの表示はできるのです。ノンシュガーだからといって糖分がゼロかといったら必ずしもそうではないのです。

お茶はどうなの?

お茶にはヘルシーなイメージがありますね。また新陳代謝を高めるとか、脂肪を燃焼しやすくするとか、様々な健康効果を宣伝しているお茶も多くあります。
いろんなお茶があるので一概には言えませんが、清涼飲料水のように糖分や人工甘味料は使われていないですし水分補給のための飲み物として利用されるのはいいと思います。
しかし、なんだって過ぎたることは良くないのであって、そればかりになってしまわないようにした方がいいと思います。お茶の場合は心配なのは「カフェイン」です。

カフェインには利尿作用があるのであまり摂り過ぎてしまうと体内の水分を出してしまうということもありますからね。

コーヒーやお茶ののカフェイン含有量(150ml/コップ1杯中)

  • コーヒー(炒り豆・ドリップ) 100mg
  • コーヒー(インスタント) 65mg
  • 玉露 180mg
  • 抹茶 48mg
  • 紅茶、煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶 30mg
  • 番茶、玄米茶 15mg
  • 麦茶、黒豆茶、杜仲茶 0mg

むくみについて

それと、最後にむくみについても書いておきたいと思います。水を飲むと浮腫んでしまうからあまり飲まないようにしたほうがいい、という誤解をしてしまう人が多いですからね。

特に女性はむくみやすいと言われますが、仕事などで立ちっぱなし、あるいは座りっぱなしなど同じ姿勢をしていて足がむくむ経験をされる人も多いでしょう。あるいは、朝起きた時に顎がふっくらしていたりまぶたが腫れぼったかったりと、顔がむくんでいたりすることもあります。お酒を飲んだ後などは顔がむくみやすいですが、顔がむくむと太って見えたり不健康に見えるんですよね。

時間がたつとむくみも引いてきますからあまり気にしていないという人もいらっしゃるかもしれませんが、むくみやすい人というのは肌のたるみを起こしやすいんですよ。また、もしかしたらむくみやすいということは内臓疾患などで体調が悪くなっているシグナルの場合もあるのです。
むくみを放置することは良くないです。でもね、水を飲み過ぎたからむくんでしまうのではないのです。

むくみの原因

むくみとは血液中の水分が血管の外ににじみ出て、細胞と細胞の間に溜まってしまうことです。にじみ出ることが問題なのではありません。細胞間液は血液が運んできた栄養など必要な物を細胞に届け、細胞から出た老廃物を血管に戻す受け渡しの役割をするのです。にじみ出る水分は必要なのですが、その細胞間液が回収できないで滞ってしまうからむくんでしまうんですね。

つまり血行が悪くなっていたり、水分代謝が悪くなっていることが原因なのです。

ではなぜ血行や水分代謝が低下するのか?
例えば、腎臓の機能が低下しているなど疾患が原因の場合もあります。ですからむくみがひどい状態が続いたら病院で診察してもらう必要もありますが、食事や運動など生活習慣によってむくみが起こりやすくなっている場合も多いのです。

食習慣の問題

今週は水分の不足で血液がドロドロになると書きましたが、そういう状態も血行や水分代謝が悪い状態ですし、油っこいもの、動物性の脂肪を取り過ぎてコレステロール値が高くなっていても血液の流れは悪くなるのです。

また、塩分や糖分のとりすぎもむくみの原因になります。塩辛いものを多くとると体内のナトリウムが増えます。それを中和するために体内の水分量が増えるんです。
糖分を取り過ぎると体内のビタミンB1が不足します。ビタミンB1が不足するとタンパク質の合成がうまくいかなくなり血中タンパク質が不足します。そのタンパク質濃度を保つために血液中の水分が血管外に出てしまいむくみやすくなります。ですから、タンパク質の摂取が不足しても同じようにむくみやすくなります。

運動習慣の問題

また、血液やリンパの流れをスムーズに行うためには筋肉の働きが必要です。運動不足などで筋肉量が減ることもむくみの原因になるのです。
血液を送り出すのは心臓がポンプの役割をしますが、血液を心臓に戻すには筋肉の働きなのです。特に下半身は心臓から遠く、重力の影響も受けやすいので水分や血液が下に下にたまりやすい部分です。ふくらはぎなどの筋肉の力がスムーズな循環のためには大切になります。

また、リンパ液というのは細胞間の水分や老廃物を回収する、いわば身体の中の下水に当たりますが、リンパ液を中間地点でろ過するのがリンパ節です。リンパ節は首の脇や脚の付け根などにありますが、周辺の筋肉の動きの助けを借りてリンパ液をろ過しているのです。ですから筋力が弱まると機能が低下して、目詰まりを起こしたような状態になります。

太ってしまう原因がむくみにもつながるのです

つまり、肥満につながりやすい食事や運動の習慣がむくみの原因にもなっているのです。ですから太りにくい良い生活習慣に切り替えていくという正しいダイエットを行うのであればいいのですが、極端な食事制限をして栄養バランスを崩したり、運動をしないダイエットで筋力を落としたり、体重ばかりを気にして水を飲まないダイエットしてしまったり、そのような間違えたダイエットはむくみを助長させてしまうのです。

むくみが「たるみ」を引き起こすのです

たかがむくみとなめたらいけないです。むくみを放置するとむくみやすい体質になってしまうと言われますし、顔のたるみの原因は加齢だけでなく、「顔のむくみ」も原因の一つなのです。

リンパの流れが悪くなってむくみがちになると、代謝の低下によって皮下脂肪がだんだん固まってきてしまいます。それでなくても皮下脂肪は燃焼しにくいのですが、更に燃えにくくなってしまうんです。そのことが皮膚のたるみの原因となってしまうのです。

顔のむくみやたるみは太って見えるだけでなく、「老け顔」や「不幸顔」といった印象を与えてしまうと言われますしね。みなさんがダイエットをする目的の一つに、自分の見た目を良くしたい、他人にキレイに見られたい、ということがあるわけでしょう。
なのに、そのダイエットのやり方が正しくないばかりにかえって見た目が悪くなってしまったら大変ですからね。そして、今週のテーマである、「水分補給」は、正しいダイエットのためにも、美容やアンチエイジングのためにも大切な事なのです。

先週と今週のテーマの記事を参考にして、正しく水分補給をする習慣を身につけてくださいね。

 

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コメント

  1. 水分をしっかり補給しよう | ダイエットとデトックス より:

    […] むくみについて/水分の種類の補足 […]

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