日常生活で蓄積される有害ミネラル

テーマ13 デトックスの目次今週は「デトックス」について書いています。
前の記事で毒素には体内で発生する「体内毒素」と、外から入ってくる「体外毒素」があると説明しました。
体外毒素はダイオキシンや大気汚染物質、残留農薬や食品添加物などの「有害化学物質」と、「有害ミネラル」がありますが、この記事では、「有害ミネラル」について書きます。

有害ミネラルは身体に入ってくると排出しにくい特徴があるのです。ですからしっかりデトックスをする意識がないと身体の中で蓄積されやすい毒素なのです。

 

日常生活で蓄積される有害ミネラル

現代社会では、環境汚染など様々な要因から私たちが知らないうちに体内に有害重金属や有害化学物質などが入り込み蓄積され、人体に悪い影響を及ぼすことがあります。

例えば水俣病は 水銀が、イタイイタイ病 カドミウムが、どちらも有害ミネラルが大量に身体に入り込んでしまった公害問題なのですが、そういった公害訴訟になるほどでなくても、日常生活の中ですこしづつ入ってくる有害ミネラルだってあるのです。

あなたの近くでタバコを吸う人がいて煙草臭いと感じた時には、カドミ ウムが入ってきているわけだし、缶詰や缶ジュース飲めば、アルミニウムや鉛やカドミウムが入ってくるのです。

魚介類から水銀が入ってきたり、野菜の残留農薬からヒ素が入ってきたり、有害ミネラルは食べ物に含まれていたり、水道や地下水にだって有害ミネラルは含まれるんです。

もちろんそれらはごくごく微量です。すぐに人体に影響が出ることはないです。でも、それらの有害ミネラルは身体に蓄積されやすいのです。「出すこと」がうまくできていなければ、いずれ身体の中で悪影響を起こす量になってしまうことだってあるのです。

その量が極端に多ければ、中毒症状 を起こすわけですが、そこまでいかないまでも、生理機能や代謝機能を阻害し、ち体調不良や精神の不安定が起こり始めたりするのです。

 

有害ミネラルが起こす問題

例えばアメリカでは、異常な犯罪行動と体内の有害ミネラルの蓄積に強い相関関係があるというデータが数多く示されています。日本でも、いわゆる問題児、学習不能、注意欠陥多動性障害(ADHD)などと有害ミネラルの関係を示すデータが示されています。

また、具体的な病気はないが、なんだかいつも疲れやすい。寝つきや寝起きが悪い。うつ傾向がある。気力が沸かない。イライラして甘いものを食べるのがやめられない。集中力が続かない。些細なことで腹を立ててしまうなどの問題がある。

そんな人が、毛髪ミネラル分析を受けると、有害ミネラルの 鉛 が高レベルで、検出されたという報告もあります。鉛は、うつや感情のコントロールに関係したりするんです。

もし、そのような状態でダイエットしていたとしても、きっとイライラでうまくいかないのではないでしょうか? もしかして、あなたが食べ物の誘惑を断ち切れないイライラの原因は有害ミネラルなのかもしれないですよ。

またイライラだけでなく、有害ミネラルが体内の酵素に悪影響を与え身体の機関や組織の働きを低下させたり、そのことによって代謝や血流やリンパの流れが低下したり、ダイエットへの悪影響を起こすこともあるのです。

身体と心の健康にも、ダイエットにも、有害ミネラルは悪影響を与えるんです。

 

主な有害ミネラル

主な有害なミネラルは下記のようなものがあります。

【Cd】 カドミウム

カドミウムは、貧血、呼吸障害、胸痛、肝臓障害、肺がんなどを引き起こす因子になります。たばこと深い関係がある重金属です。
<主な進入経路>、たばこや煙草の煙、排気ガス、電池、缶詰、食品汚染、環境汚染などです。

【Hg】 水銀

水銀は、常温では液体の金属です。身体に入るとうつ状態や情緒不安定、記憶力喪失などを引き起こす因子になります。
<主な進入経路>、魚介類や水産加工食品、古い水道管、歯科用アマルガム、農薬などです。

【Al】 アルミニウム

アルミニウムは、土、水、空気、動植物、飲食物など私達の生活の至るところに存在しています。昔は無害と思われていましたが脳や神経系に異常を起こすことがわかってきています。アルツハイマーの因子とも言われます。
<主な進入経路>、缶ジュース等のアルミ缶、煙草、着色剤などの食品添加物、調理器具、食器類などです。

【Pb】 鉛

鉛は、強い毒性を持っていて、腹痛、嘔吐など様々な中毒症状を起こします。また情緒不安定、うつ、貧血や免疫系の抑制、腎臓への影響なども引き起こす因子になります。
<主な進入経路>、排気ガス、たばこ、缶詰、古い水道管、塗料、絵の具、野菜などの食品などです。

【As】 ヒ素

ヒ素は、 毒薬としてく知られるように、強い毒性があり、感覚異常、頭痛、情緒不安定、神経痛、皮膚がんなどを引き起こす因子になります。
<主な進入経路>、排気ガス、殺虫剤、除草剤、魚介類やかまぼこなどの食品、残留農薬、井戸水、ビール、ワインなどです。

【Be】 ベリリウム

ベリリウムは、硬度の高い軽金属で、加工中の粉塵を吸い込んだ場合、慢性肺疾患や食欲不振、呼吸困難などを引き起こす因子になります。
<主な進入経路>、電気関係の部品工場です。

その他にも有害な金属は様々ありますが、通常であれば、これらがいきなり大量に身体に入り、中毒を起こすことはないでしょう。(大量に入ることあったとしたらそれは事件になっちゃいます。)極微量に入ってきて、尿などに混ざって体外へ排出されます。

しかし、栄養の偏りなどで体の解毒機能が弱まったり、汗といっしょに体外へ排出できなかったりすると、健康的な影響が及ぶようになってしまうのです。

体内のミネラルは毛髪でわかります。毛髪を見ることで、有害金属の体内蓄積度や、必須ミネラルの過不足が分かるんですね。専門のクリニックで行なっていたり、髪の毛を郵送して検査を受けることが出来るサービスもあるそうです。もし気になる方は検査を受けてみてもいいかもしれないですね。

また、有害ミネラルだけでなく、有害化学物質もありますし、人間の体内で発生する体内毒素(老廃物)もあります。それらをスムーズに体外に出すような生活習慣を身につけておいたほうがいいわけですが、次回からはそういった日常生活でできるダイエットについて書いていきます。

 

 

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コメント

  1. ほめこ♪ より:

    有害ミネラル・・・怖い(^_^;)

  2. Daffy より:

    私、昨年検査しました!
    水銀が基準値の10倍以上ありました。
    アルミニウムは2倍でした。
    水銀が10倍くらいはよくでる数値なのでしょうか?

    • 中沢 康彦 より:

      Daffyさん、コメントありがとうございます。
      水銀は魚介類から入ってくることが多いですが10倍ですか、それはちょっと気になりますよね。
      行われた検査結果の信憑性ってこともあるし、毛髪検査はあちこちでやっているので、もし私だったらもう一度検査してみるかもしれませんが(お金かかっちゃうけど・・)
      水銀を排出するには硫黄をがいいと言われます。硫黄は体内の重金属と結合して爪や毛髪から排出してくれるんです。
      硫黄を多く含む食品には玉ねぎやニンニク、ネギ、ニラ、アスパラガスなど、それと大豆や動物性タンパクにも含まれます。
      よく水銀を出すには玉ねぎがいいと言われます。オニオンスープを飲むとか、玉ねぎを使った料理を増やしてみてはいかがでしょう。

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