あなたは隠れ肥満の傾向ではないですか?

テーマ17 運動と健康 目次

ダイエットの減量中の運動は、スロジョグ+スロトレ など、有酸素運動とレジスタンス運動を合わせて行うのがいいです。それは、なるべく筋肉を落とさないよう気をつけて、できるだけ脂肪だけを落とせるようにすることが大事なポイントだからです。

最近問題視される「隠れ肥満」、「サルコペニア肥満」、そして「ロコモティブシンドローム」の急増の原因として現代人の運動不足ということがあるわけですが、

メタボが怖いからダイエットをする。だけどやり方がよくなくて筋力を減らしてしまう、というケースも少なくないのです。

体脂肪率というのは体重に占める脂肪の割合です。もちろん脂肪が増えれば体脂肪率は上がりますが、筋肉が減っても体脂肪率は上がるのです。そして筋肉を減らして肥満になる人が増えているということなのです。

 

何もしなければ筋肉は減っていくのです

筋肉は常に身体の中で増えたり減ったりしています。増えるスピードが上回れば筋肉量は増えますし、下回ると筋肉量は減っていくのです。
そして特に何もしなければ身体はエネルギー消費が大きい筋肉を減らす方向に傾くのです。それは人間が飢餓の時代を生き抜くために脂肪を蓄えるメカニズムを身につけた理由と同じで、身体は飢餓がきても困らないようなるべく省エネで済むように身体を保っておこうとするからです。

加齢による影響

また筋力の低下は加齢による影響もあります。20歳ころをピークに徐々に落ち始め、50歳くらいまでは緩やかだけどそれを過ぎると急激に落ち始めると言われますが、生活が便利になり運動不足になっている現在はその年令が低下しているという報告もあります。 運動をして筋力の低下を防ぐ努力をする必要があるのです。

運動をしなくなると

運動をすると筋肉が増えるスピードが増します。例えば定期的にスロトレをしたとします。トレーニングをするということは身体に負荷をかけてダメージを与えるということです。繰り返し訪れるダメージを軽減するために、身体は筋肉を増やして対抗しようとするのです。運動をしなくなるとダメージに対抗する必要がなくなり身体は余分なエネルギーを使ってしまう筋肉を落としてしまうのです。

そのように何もしなければ筋肉は落ちてしまうものなのに、運動をしないダイエットではさらに筋肉が落ちやすくなってしまうのです。

ですからただ体重がどのくらいかということだけでなく、自分の脂肪と筋肉の割合ってことにだって気にしないといけないのです。

 

隠れ肥満のチェックをしましょう

隠れ肥満とは現在でもメタボのような明確な判定基準があるわけではありません。体重はそれほどでもないけど体脂肪が多い状態をいいます。

体重による肥満度の判定はBMIを用いるのが一般的で、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) で計算した値が25以上になると肥満ということになります。そして健康理想体重はBMIが22になる体重とされています。

体脂肪率は男性は25%を超えると肥満、女性は30%を超えると肥満とされています。

体重(BMI) 18.5<BMI標準範囲≦25)

体脂肪率 15%≦男性の正常範囲≦20% 25%≦肥満
体脂肪率 20%≦女性の正常範囲≦25% 30%≦肥満

そしてこの値を比較して、例えば体重は標準範囲内にあるんだけど、体脂肪率は正常範囲を超えてしまっているとか、超えていないまでも体脂肪率が高めの傾向であったら、隠れ肥満の傾向があるということなのです。

逆に、筋肉は体脂肪に比べて重たいですからスポーツ選手のように筋肉量の豊富な人は体重(BMI)は高めだけど体脂肪率は低めという傾向になるのですが、ダイエット問診を見ていても、特に女性の場合は殆どの人が隠れ肥満傾向になっているのが現状で、多くの人が「リバウンドの経験がある」、「運動不足である」と回答していらっしゃいます。

隠れ肥満傾向になるのは、間食等での脂肪摂取量が多い、野菜不足でビタミンが不足、タンパク質摂取量の不足など、食の乱れと運動不足、そしてダイエットとリバウンドの繰り返しが原因になるのですが、多くの人が体重ばかりを気にしていて、自分が隠れ肥満の傾向にあるという自覚がないことに問題があると感じます。

そのような、筋肉量の低下の状態が進んでいくと将来的に、サルコペニア肥満やロコモティブシンドロームに発展していく危険があるのです。

 

ロコモのチェックをしましょう

ロコモティブシンドロームとは運動器症候群といいますが、運動器系の障害によって将来「要介護」になるリスクが高い状態のことを言います。

運動の機能は加齢にともなって衰えていくものです。筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、巧緻性低下、深部感覚低下、バランス能力低下など身体の機能は低下するのですが、運動不足になると「筋力」や「バランス能力の低下」が加速されます。
ダイエットで不用意に筋肉量を減らしてしまって、若いうちから隠れ肥満の状態にあると、将来運動機能に障害を起こしやすくなるのです。

もし、下記の項目に一つでも該当したり、あるいは不安に感じることがあったら要注意ですよ。

  1. 片脚立ちで靴下がはけない
  2. 家の中でつまずいたり滑ったりする
  3. 階段を上るのに手すりが必要である
  4. 横断歩道を青信号で渡りきれない
  5. 15分くらい続けて歩けない
  6. 2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
  7. 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である

 

メタボになると動脈硬化や生活習慣病などの内臓の病気で健康寿命が短くなりますが、ロコモティブシンドロームは運動の機能の障害で健康寿命を縮めてしまうのです。健康的に歳を重ねていくためには体重を減らすことも大切ですが、筋肉量を減らしてはいけないのです。

 

ダイエット管理シートを使ってください

ということで、 ダイエットの時にはただ体重が落ちればいいのではないです。筋肉量を減らさずに体脂肪を落としたいのです。そしてそのことをチェックしながらダイエットをするのにほめやせでは、ダイエット管理シートを用意しています。

ダイエットをするときは定期的に体脂肪量を計算してグラフに記録していくといいです。体重の変化と同じ軸にしてグラフにするんですね。そうすると何が減って体重が落ちているのかが非常に分かりやすいんです。絶対にオススメです。

ダイエット管理シートダウンロード(PDF)

この管理シートでは、体重(kg)を黒線で 体脂肪量(kg)を赤線で、軸を合わせて書けるようになっています。ちなみに 下記のグラフ は実際にほめやせでダイエットをされた人のデータをまとめたグラフです。黒いグラフ(体重)赤いグラフ(体脂肪量)がほぼ同じように落ちていることが分かります。つまり体脂肪が減ることで体重が落ちていることが一目でわかるのです。

毎日記録なんて面倒と思うかもしれませんが、筋肉を落としてしまうと後でもとに戻すのは非常に大変です。管理シートを使って確認をしながらダイエットすることをおすすめします。

 

ということで、「健康と運動」に関する記事は以上です。

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. […] 参照元 BMIは肥満度を簡単に算出できる計算法ですが欠点も…。 ・BMIの数値では脂肪量が多くて体重が重いのか、筋肉量で体重が重いのかの判断ができない。 ・体重が軽く、BMI数値 […]

  2. […] 参照元 BMIは肥満度を簡単に算出できる計算法ですが欠点も…。 ・BMIの数値では脂肪量が多くて体重が重いのか、筋肉量で体重が重いのかの判断ができない。 ・体重が軽く、BMI数値 […]

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です