スロージョギングのやり方

テーマ18

ウォーキングで歩くだけでは物足りないという方もいらっしゃるでしょう。あるいは、いま頑張ってダイエットしている最中だからもっと積極的に脂肪を燃やす運動をしたいと思うかもしれません。

そこで今日は「スロージョギング」について紹介したいと思います。

有酸素運動をするときに速いペースで走る方が効果が上がるだろうと思われがちです。でも必ずしもそうとは言えません。
早くやせたいと思って息が切れるようなペースで頑張ってジョギングしたとしても、激しい運動になればなるほど脂肪よりも糖質がエネルギーとして使われるのです。どのぐらいの速度がいいかというとその人の体力によって個人差がありますが、目安として「笑顔で会話しながらできるペース」くらいのジョギングが一番脂肪が使われやすいのです。

 

スロージョギングとは

文字通りゆっくり走るジョギングのことです。
NHKの「ためしてガッテン」で紹介されてからスロージョギングをする人が増えているそうですが、これは気軽にできる効果のある運動なのです。歩くのと大して変わらない、もしくは歩くのより遅いスピードで走るジョギングです。

ゆっくり行う、「疲れにくい走り方」ということがイチバンのポイントです。だから楽しく長続きするんです。だけどウォーキングよりもずっと効果が高いですからダイエットの結果も早く出る。成果が感じられるからモチベーションも維持しやすくなる。 そんなうれしいジョギングの方法が「スロージョギング」です。

 

スロージョギングのやり方

やり方は非常に簡単です。

とにかくゆっくり無理なく楽しく走るということで、「ハァハァ」と息が上がらないような、笑顔で会話ができる「ニコニコペース」を保つことが一番大事なポイントです。
歩くよりゆっくりでもいいですよ。恥ずかしいくらい遅いペースでいいのです。

背筋を伸ばして、やや前傾姿勢になって、そしてきつくなってきたと感じたら歩くようにしましょう。

普通のジョギングのように地面を蹴って前に進むのではなく、地面を押すような感覚でとにかくゆっくり走ってみましょう。

ためしてガッテンでスロージョギングの紹介をされた福岡大学の田中宏暁教授のYouTube動画がありましたので紹介します。これ見ていただくのがわかりやすいです。 まずはご覧ください。

田中先生はかかとをつかないつま先を使う走り方を説明されています。でも走り慣れていない人はかかとをついたほうが楽です。最初はかかとをつけても構わないと思いますよ。

 

なぜスロジョグは疲れないのか?

ゆっくりな走り方で「速筋(白筋)を使わないように」「遅筋(赤筋)だけを使うように」そんな走り方をするのです。

スロトレの時にも説明しますが、遅筋は主に脂肪をエネルギーにして動く筋肉で、速筋は主に糖質を使います。瞬間的に大きな力を出すのが速筋なのですが、糖質を使って速筋で運動をすると乳酸がたまるのです。 乳酸がたまるということが体が重たく感じたり、動かすことが辛いと感じることなのです。激しい運動が長時間続けてできないのは、乳酸が溜まることで「これ以上動くな」と身体を守るためにブレーキをかけるからなんです。
ところが、スロジョグならゆっくりスローに走ることで速筋を使わないようにするのですから乳酸がたまらない。だから疲れないということなんです。
それとジョギングだと走り慣れない人にとっては足腰がつかれるより先に、心肺機能が先に参ってしまったりするものです。スロージョギングなら心肺機能に負担がかかりません。というか心肺機能に負担をかけないペースで走るのがスロージョギングのコツといえるでしょう。ですから、走り慣れない初心者でもすぐに取り組むことが出来るのです。

 

スロジョグの効果

でも、疲れないからといって効果がないわけではありません。歩く速度と同じならウォーキングと効果は変わらないんじゃないかと思うでしょうが。田中先生もビデオの中でジョギングだと普段あまり使わない筋肉を使うことができると言われています。筋肉に対する刺激がウォーキングとは全く違うんです。

スロージョギングの消費カロリーはウォーキングの1.6倍
といわれるんですね。

どうせ同じ時間運動をするのなら、キツさがそれほど変わらないなら1.6倍の方がいいですよね。

また、スロージョギングには消費カロリーがアップするだけではなく様々な健康的な良い効果があります。その一つに眠った血管が目覚めるということがあるんですね。

血液の流れ

血液の流れが良いか悪いかということ健康にとって大きな影響になります。
血液はドロドロよりもサラサラで、末梢毛細血管にいたるまで全身の血管がスムーズに循環していることがもちろんいいことなのですが、末梢毛細血管にきちんと血液が流れていないことも多いのです。

女性では冷え性の方も多いと思いますが、それは血液の流れが悪くなっているということで、いわば眠っている状態の末梢毛細血管もたくさんあるんです。
その眠っている抹消毛細血管に血液を送り込み目覚めさせる効果がスロージョギングにはあるということなんですね。

これは速いペースのジョギングや激しい運動ではダメなのです。心臓の送り出す血流が早すぎると太い血管だけで循環してしまうからで、スロージョギングのような弱い刺激をなるべく長い時間与えてあげる事でのみ眠っている血管を目覚めさせることができるのです。

目覚めたり開発された末梢毛細血管が筋肉にきめ細かく入り込むことで、多くの栄養分や酸素が細胞まで送りこまれるようになり、老廃物を運び出すこともスムーズにできるようになる。
このことが低体温になっていた体温の上昇や、高血圧を改善したり、便秘の解消のきっかけになったり、老廃物がスムーズに出せるので美容にだって良いし、脳の働きまで良くなるといわれます。

もちろん代謝が上がるわけですからダイエットにとっても良い効果になりますし、スロージョギングで得られる効果はいろいろあるんですね。

ということで、皆さん是非スロージョギングにチャレンジしてみてください。

ストレス解消にも良いですしね! そう、これはスロージョギングに限らず、歩くこと、ウォーキングもそうですが、ストレスやこころの健康にとっても良い効果があるのです。そしてそれはダイエットのためにとても大切なことです。

次回の記事ではそのストレス解消効果について書きたいと思います。

 

どうせ走るなら効率よく脂肪を燃やしたいと思う人や、走っているのになかなか痩せない人は、効果を上げる方法  ⇒ コチラ

 

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