食環境によって変わる満腹感と空腹感

テーマ15 食環境の整備目次

ダイエットをして、もう太らないようにするには自分の習慣を変えることが大事ですが、食事に関する習慣や食環境をちょっと工夫することで、ダイエットが楽にできるようになることがあります。

食環境という言葉は広い意味がありますが、私達が日常行なっている食事に関わることには下記のようなプロセスがありますよね。

これらは食事に関する環境です。

食環境

ILM17_AD01017 食事を食べるためには、買い物をしてこないと食べられないのですし、買ってきたら冷蔵庫の中や戸棚などに保管します。また食べる前には調理と配膳をして、食べ終わったら片付けをします。

食べるためにはこういった一連の事を必ずやっているわけですが、ダイエットだって食べるときだけでなく、買い物の時から始まっているのです。そして食事に関わる一連のプロセスの中でちょっとづつ工夫することでダイエットをもっと簡単に行えるようになるのです。

ダイエットの基礎知識の話題の中に 「食欲のコントロール」 という項目がありますが、その中でニセモノの食欲を抑えるためには、五感から食べ物を遠ざけるほうがいい。と書いてあります。「食べる」ことの前後のプロセスをちょっと工夫することで、少量の食事で満腹になれたり、不要な食欲を抑えることも出来るのです。

食欲についてちょっと説明しましょう。

 

満腹感と空腹感

<満腹感>

お腹いっぱいになったとき 「お腹が満たされた」 とか 「胃袋が満たされた」 と言ったりしますが胃袋が物理的にいっぱいになると満腹感を感じるのではないんです。

満腹感の発生には胃の状態も関係はします。胃壁の拡張の刺激というのも満腹感を感じるためのシグナルのひとつです。

しかし、それだけではなく血糖値の上昇の信号や、咀嚼の信号、脂肪細胞が分泌するレプチンという物質の刺激などが脳に伝えられて、「十分食べたからもう食べなくていいよ」という満腹という感覚を感じるのです。

つまり、幾つかのシグナルによって、身体の栄養状態やエネルギーが満たされたと判断すると脳は 満腹感 を感じるということです。

<空腹感>

満腹感に比べると、空腹感が生じる仕組みはまだよくわかっていない部分も多いのです。もちろん上記した 満腹感が満たされなくなることが、空腹感につながるわけです。胃壁の拡張のシグナルが消えたり、血糖値が下降することで、「お腹がすいた」 という空腹感を感じるわけですが

でも、明らかにさっき食べたばかりで、まだお腹空いていないはずなのに、「食べたい」 と感じることがあります。例えば、大好きなスイーツを目の前にするとお腹いっぱいなはずなのに食べたくなっちゃったりします。 「甘い物は別腹」 という感覚です。

あるいは逆に、しばらく何も食べてなくて、明らかに空腹なはずなのに、食べたいと思わない時もあります。なにか仕事や趣味に集中しているときなど、お腹が空くのも忘れてしまう時ってありますよね。

また、なにか緊急事態が起きて興奮しているときなども空腹感は感じません。一段落してホッとした時に、お腹が空いていることを思い出した、という経験もあることでしょう。これはアドレナリンなどのホルモンが空腹感を感じさせないようにしているからです。

つまり、空腹感というのは、単純に身体に栄養やエネルギーが満たされているかどうか、という満腹感の信号だけでなく、いろんな要素が関係しているということなのです。

そのひとつが、「食べ物が人の五感を刺激する情報」 です。

  • 聴覚 (料理する音など)
  • 嗅覚 (食べ物の良い匂いなど)
  • 視覚 (食べ物の見た目)
  • 味覚 (食べ物の味)
  • 触覚 (食べ物の肌触りや食感)

それまで、それほどお腹が空いていたわけではないのに、夕方になってお母さんが台所で料理をする音が聞こえたり、美味しそうな匂いがしてくると、とたんにお腹が空いたと感じたという経験はどなたにでもあるでしょう。それはあなたの五感が食べ物から刺激を受けているからです。

つまり、空腹感というのはいろんな要素によって、感じたり感じなかったりする、意外と曖昧なものなんです。

ですから、その曖昧な空腹感を、あなたが上手にコントロールすることだって、しようと思えばできるのです。

例えば、そこにあるから食べたくなるんだから目につかないようにあまり沢山買ってこないようにするとか、見えないところにしまってしまう方がいいんですよね。

食環境を整備するというのはそういうことでもあるし、また、調理で少し工夫をして、楽しく食べながらカロリーダウンをしたり、ダイエットを無理なく楽しく行えるようにしたり、効率的にしたりする工夫のことなのです。

 

ダイエットは知的なゲーム

s-20120626185543139279 という言葉があります。

ただ我慢をするだけ、忍耐だけのダイエットではツライですよね。
でも、例えば、空腹を我慢するより、なるべく空腹を感じないように出来るならそのほうがいいですよね。

同じ食べるにしても、調理の方法を工夫して、料理のカロリーをダウンさせられたらダイエットはしやすくなります。

また、食べる順番を少し変えるだけで脂肪がつきにくくなったりもします。

そのように、ガマンだけでなく」日常生活の中でちょっとした工夫をして、楽にダイエットをしたほうがいいのです。

「食環境の整備」 というのも、そういった工夫のひとつです。

食事というのはダイエットへの影響がとても大きいものです。健康のためにも、ダイエットをスムーズにするためにも、運動をすることだって大切ですが、やはり、食事が正しくきちんとできていないと運動だけで体重を落とすのうは難しいです。

そして、食事に関して、食べる楽しみを失わず、賢くカロリーダウンするために、今週のテーマでは、「買い物」、「貯蔵」、「調理」、「配膳」、「食べる」、「片付け」 というをそれぞれのプロセスで行えるダイエットの工夫を紹介していきたいと思います。参考にしてくださいね。

 

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コメント

  1. ゆみ より:

    食環境の整備。。。って言葉を聞くと
    とても大変なのかな~なんて最初おもいましたが。。

    ちょっとの工夫で、楽しくめりはりあるダイエットができる!
    「ダイエットは知的なゲームなんですね」 なるほど
    ゲーム感覚だと楽しいですね (#^.^#)
    楽しくないと、続きませんよね~!

  2. ほめこ♪ より:

    買い物から片付けるところまで・・・と考えると、いろいろ改善できそうですね。
    ダイエットがゲーム感覚でできたら楽しいだろうし、成功する人も増えるんじゃないかな。

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