「太りやすい」と「痩せにくい」は別。太りにくいけど痩せにくい人もいるのです。太りにくく、かつ、痩せやすい体質になるには?

テーマ19目次

運動不足や間違えたダイエットが、筋力の低下を招いてしまうことがダイエットの妨げになります。筋力が低下している状態だと、なかなか痩せられなくなります。また、頑張って痩せてもリバウンドをしやすくなってしまいます。

筋力が低下すると、痩せにくく、そして太りやすくなるのですが・・

実は、「太りやすいこと」と「痩せにくいこと」は同じようですが違うことなのです。

「太りやすい」と「痩せにくいこと」は違うことなのです

同じ事のように思うでしょ。違いを説明しましょう。

太りやすくなるということ

そのイチバンの原因は基礎代謝の低下です。(基礎代謝の説明は下記参照)、基礎代謝が下がると1日の消費カロリーが下がってしまうのですから、仮に今までと同じだけ食べているだけなのに太っちゃった、というようなことになります。つまり太りやすくなるのです。

基礎代謝が下がってしまう理由はいろいろあります。加齢や運動不足で筋肉量が減ってしまうことも原因の一つです。筋肉というのは身体の中でもエネルギー消費が大きい部分なのです。

何かの理由で血流が悪くなっても基礎代謝は下がります。筋肉量が減ることで血流が悪くなることもあります。筋肉量が減ると毛細血管が減るということもありますし、血液を送り出すのは心臓の役目ですが、血液を心臓に戻す役割も筋肉にはあるのです。また、血液がドロドロになったり、心臓の機能が低下しても血流は悪くなりますが、血流が悪くなるということは細胞にエネルギーが届けられなくなったり、細胞からでた老 廃物が排出できなくなるわけで、つまり代謝が悪くなるわけですから基礎代謝が下がるのです。

また、血流が悪くなって身体の機能が低下したり、筋肉量が低下すると体温が下がってしまいます。体温が下がるということはそれだけ発熱エネルギーが小さくなるのですから基礎代謝は下がるのです。

自律神経が乱れることでも基礎代謝は低下します。エネルギー消費を大きくする交感神経の働きが低下したりするからです。それと、加齢によって女性ホルモンの分泌の低下など、ホルモンバランスが崩れることでも基礎代謝は低増します。

これら、様々な原因で基礎代謝が低下してしまうことが、「太りやすくなる」原因となるのです。

痩せにくくなるということ

こちらは頑張ってダイエットしてもなかなか痩せないということです。例えば食事も制限していて、運動もしていて、基礎代謝も下がっているわけではない。
つまり、明らかに消費カロリーが摂取カロリーを上回っているはずなのになかなか痩せてこない、ということです。

この状態は体内の脂肪が使われにくくなっているということが考えられます。身体が消費するエネルギーは主に糖質と脂質ですが、脂質が上手に使えない状態なのです。

加齢や運動不足や間違えたダイエットで筋肉が落ちてしまうと、エネルギー消費全体が落ちるという問題になりますが、一概に筋肉量だけの問題ではなく、筋繊維の種類も影響します。

筋肉の種類には白筋と赤筋がありますが..

瞬発力やパワーを発揮する白筋(速筋)は糖質(血中のブドウ糖やグリコーゲン)をエネルギーとして使い、赤筋(遅筋)は脂肪もエネルギーとして使えるのです。

ですから筋肉量が多くても赤筋の割合が少ないと脂肪は燃えにくくなる、つまり痩せにくいということになります。ですからダイエットのために筋トレをするなら、赤筋を鍛え増やす運動をするほうが良いのです。

それと、偏った食事も脂肪を燃やしにくくします。ダイエットに良くないと思ってご飯や肉類を減らしすぎるアンバランスな栄養摂取になっている人が多いです。タンパク源を減らしすぎてしまうことも痩せにくさになるのです。

そのような脂肪をエネルギーとして使いにくい(燃やしにくい)状態になってしまうことが、「痩せにくくなる」原因なのです。

 

「太りやすいこと」と「痩せにくいこと」は同じようですが違うことなのです。そして、そのどちらにも「筋肉量の低下」ということが大きく影響するのです。

筋肉量が低下してしまう理由はやはり、運動不足の影響が大きいです。それと、そもそもダイエットをすることは筋肉が減りやすくなるのです。「間違えたダイエットで筋肉量を減らしてしまう」事が多いのです。

ダイエットが原因で太りやすくなったり、痩せにくくなったりしているケースも多いのです。

基礎代謝について少し説明をしておきましょう。

 

基礎代謝とは

例えば皆さんが有酸素運動したり、日常生活で活動するためにはエネルギーを使います。(カロリーを消費する)ダイエットの時にはその消費カロリーを上げたいから、いつもより余分に運動したりするわけですよね。

そういった皆さんが活動することによって消費するエネルギーとは別に、仮に何も動く活動をしなくても、生きているだけで消費するエネルギーもあるのです。たとえば、寝転んでいたって心臓は休みなく動いて血液を送り出していますし、肺は呼吸をして身体に酸素を供給してるし、体温を維持するために体は常に熱を発しています。そういった命を維持するために使われるエネルギーのことを、「基礎代謝」、といいます。

そして、1日に人が消費するエネルギー全体のうち、この基礎代謝が占める割合が最も大きく、約7割もあるんです。皆さんが運動したり仕事したり家事をしたりする時に使うエネルギーは普通の生活では全体の2~3割程度しかないんです。

ですから、基礎代謝が高いか低いかということはダイエットする上ではとても大事なことなんです。そして、基礎代謝のエネルギーが身体の中のどこで使われているかというと、最も多いのが “筋肉” なんですね。

筋肉が増えると基礎代謝が上がります。

ですから、筋肉の量が増えるということは、その分基礎代謝が上がるわけなんですが、どのぐらい筋肉が増えると、どのぐらい基礎代謝が上がるかというと・・

筋肉が1kg増えると基礎代謝量は約20kcal程度と言われています。筋肉が1kg増量するということは、たいていは内臓も大きくなるので全体として基礎代謝量が50kcal増えるとされています。

組織が増えることによって増加分はそんな程度です。たいした量ではありません。

しかし、筋肉が増えることによって身体の中でいろんな変化が起こるもので、ダイエットに大きな影響を与える変化として 「血流がよくなって体温が上がる」 ということがあります。そのことは、無視することのできない大きな影響なんですよ。

体温の影響

低体温の人が増えていると言われます。普通は体温は 36.5℃ くらいが理想と言われますが、それ以上の体温の人は少ないと思います。それより低かったり、35℃台のいわゆる低体温の人がけっこう多いかもしれないですね。体温が下がってしまう原因はいろいろで、生活習慣や、食事や、そして筋力の低下、血流の低下などが挙げられますが、体温は基礎代謝に大きく影響します。

節電で「エアコンの設定温度を1℃変えるだけで消費電力は大きく変わります」 と言われますよね。それと同じ理屈です。体温が1℃下がると基礎代謝は12%も低下してしまうんです。ですから、レジスタンス運動で筋力がアップしたり、スロージョギングで血行が良くなって、体温が1℃上がれば、基礎代謝は12%UPするということです。

つまり、太りにくくなる、ということです。

基礎代謝が12%上がったら

基礎代謝が上がるとどれぐらい痩せやすいか?もし基礎代謝が12%アップしたとしましょう。女性の場合基礎代謝の平均は約 1200kcalほどですから、その12%というと144kcal になります。筋肉量の増加分なども併せて、200kcalアップしたとしましょう。

200kcalがどのぐらいの運動に相当するかというと・・
ゆっくり歩いたウォーキングでは、約1時間半です。少し速いペースのウォーキングでは、約45分くらいです。

毎日それだけの差があると想像してみてください。

毎日歩いている人と、まったく歩いていない人で太りやすさが違うだろうなぁ、ということは容易に想像できるでしょう。
もしあなたが実際に1時間歩いているなら、今より基礎代謝が上がれば、2時間半ものウォーキングをしているのと同じになるわけですし、雨が降って歩けない日があったとしても1時間半分のウォーキングは続けていると考えたら、基礎代謝が高い人のほうが太りにくいだろうなぁと想像出来ますよね。

基礎代謝が上がると太りにくくなるのです。

 

できれば太りにくい身体になっていたいですよね。ちょっと余分に食べちゃったときがあっても心配する必要がなくなりますしね。太りにくい身体をなるためにレジスタンス運動もしっかりやったほうがいいのですが・・

レジスタンス運動はやり方によって筋肉の付き方が変わります。

どうせだったら上に書いたように、赤筋を鍛えたいですよね。そのほうが、「太りにくい」だけでなく、「痩せやすく」もなれるんですもん。

ですから次回は、「赤筋を鍛えるためにどうしたらいいか」という話題を書きますね。

 

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コメント

  1. しんしん より:

    はじめまして☆

    基礎代謝のお話、すごくわかりやすかったです!
    基礎代謝を上げることで、同じ時間、同じ運動をしていても
    レバレッジが全然違うんですね!
    そもそも太りにくい体になるのが嬉しいですね♪
    私もダイエットブログ始めたばかりなので参考にさせていただきます!
    また、是非立ち寄らせてください♪

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