減らしたほうがいい。減らしたい。と思っていても減らせない砂糖の摂取量

暑い日が続いて、毎日熱中症のニュースで水分補給をしましょうと呼びかけられますが、特に震災後最初の夏に、電力不足で冷房を控える人が増えたことから熱中症が増えたのですが、同時に「ペットボトル症候群」になる人が増えたことが話題になりました。

ペットボトル症候群とは、清涼飲料水などを大量に飲むことによっておこる急性の糖尿病のことです。

水分を補給しないといけないからといって、ペットボトルのジュースやスポーツドリンクを飲む人が増えたからです。そこに砂糖をとり過ぎに注意する意識が足りなかったために起こったことです。

私達が健康のため目安とする糖分の1日の上限摂取量は20~50g/日なのです。ところが、商品にもよりますが、500mlのスポーツドリンクを2本飲んだら約50gの砂糖をとってしまうことになるのです。ジュースやコーラならそれ以上です。

2年目の夏以降は「水分はとらないといけないけど甘い飲み物はダメ」という認識も広がってペットボトル症候群も減っているようですが、知らずに砂糖をとってしまうのは飲料だけではありません。菓子類やスイーツはもちろん、加工食品や外食などにも砂糖はたっぷり使われています。

糖分、塩分、脂肪は加工食品にとって欠かすことが出来ないものです。製造過程で付着する苦味や渋味や金属味などの不順な味を隠して、「美味しい」と思わせることができる味だからです。

特に糖分の渇望は人間が本能的に持っているものです。生後間もない赤ちゃんだって砂糖水を与えると喜ぶのです。
糖分は味蕾を刺激する地雷と言われます。食べ物や飲み物に糖分が含まれると人はそれを美味しいと感じ、至福を得ることが出来るのですが、その至福を感じる脳の神経回路は、麻薬や危険ドラッグなど、薬物を摂取した時に使われる神経回路と全く同じなのです。

当然糖分は依存性が高く、繰り返し欲しいと思わせる性質を持っているのですが、むろん食品会社はそのことを熟知しています。各社膨大な予算を投じ、科学的に人々を依存へと導く商品開発をしているのです。

繰り返し商品を利用してくれる、食べても食べてもまた食べたくなるリピーターを得る努力は企業にとって当然行うべき努力だからです。

その反面、多くの食品会社が肥満で悩む人達のため、医療栄養食品を扱う企業買収し、傘下に抱えてダイエットのための商品も販売していたりします。

そのことをどう感じるかは人それぞれでしょうが、人々に過食を促し、太らす商品を販売する一方で、太り過ぎを治療する食品も販売していることに違和感を感じるのは私だけではないでしょう。

と、そんなことを書くと誤解されそうですが、別に食品会社を非難したいのではありません。食品会社だって、摂り過ぎると健康を害する原材料をなるべく減らす努力だって行っているのです。だけど、砂糖、塩、脂肪の使用を減らした商品は明らかに売上が落ち、そして売上が落ちると途端にスーパーの陳列棚には砂糖、塩、脂肪たっぷりの競合他社の商品が並ぶことになる。だから、陳列棚を死守するために、企業は砂糖、塩、脂肪を減らせないという現状があるのだそうです。

つまり、消費者が賢くならないといけないのです。

そして賢くなるためには、どこのスイーツが美味しいといった情報だけでなく、砂糖のキケンについてもきちんと理解し、至福と健康を両立するようにならないといけないのです。

ということで、長くなりましたが、それが今日から始まる「砂糖のキケン」というテーマの目的です。

1つ目の記事

砂糖を摂り過ぎていませんか?

 

関連記事

関連記事は「コーヒー」のことを書きました。
コーヒーには砂糖は入れますか?
話の流れ的には、入れないほうがいいということですが、私はコーヒーは砂糖入れます(^^ゞブラックは苦手で(^_^;) だから、コーヒーは1日に1杯か2杯、至福の時に甘い飲み物として飲むのですが

砂糖を入れなければコーヒーはダイエットのための飲み物としても使えるのです。

コーヒーのダイエット効果 カフェインとクロロゲン酸で脂肪を分解燃焼

 

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8月4日号

今日からテーマが変わります。
今週は「砂糖のキケン」という砂糖の摂取にブレーキを掛けるための話題です。

甘いモノが好きで、減らそうと思うんだけどなかなか減らせない。という人はしっかり読んでいただきたいと思います。

かく言う私も、甘いモノは好きです。コンビニスイーツも最近は馬鹿にできないですよね。美味しいものが多いです。
ちょっと気を許すと食後のデザートが増えてしまうのですが(^_^;)

時々、いかんいかんと思って心にブレーキをかける。

そんな小さな波のくり返しをしていますが、もし全くブレーキがなかったら大変なことになるんでしょうね。
実際に糖尿病患者は年々増え続け、国民病と呼ばれるほどになっているのはブレーキがない人が多いということでしょう。

ブレーキを掛けられるようになるため、皆さんチェックしてくださいね!!

8月4日 月曜日号

今週は「砂糖のキケン」という話題です。

甘いものにはもちろん砂糖が多いのですが、甘い食べ物以外で砂糖が使われることも多いです。ですから知らずのうちに摂り過ぎになっている砂糖ですが..

まずは甘いものにはどのくらい砂糖が入っているかという話しから始めましょう。

【清涼飲料水の砂糖の量】

炭酸飲料、野菜系、果実系の飲料
おおよそ内容量の 8.5%~12.5% が糖分です。

ウォーター系、スポーツ系飲料
おおよそ内容量の 4.6%~11.2% が糖分です。

紅茶、コーヒー飲料
おおよそ内容量の 4.6%~7.5% が糖分です。

500mlのペットボトルの砂糖の量は

5%なら 25g です。角砂糖約6個分です。

10%なら 50g です。角砂糖約12.5個分です。

炭酸飲料や缶コーヒーは砂糖が多いと認識の人が多いでしょう。

でもヘルシーと思われている野菜系や果実系の飲料やスポーツドリンクなどでもけっこう砂糖が入っているのです。

【甘い食べ物】

汁粉 39g 角砂糖11個
練り羊羹 30g 角砂糖8個
板チョコレート 20g 角砂糖5個
カステラ 25g 角砂糖7個
ドーナッツ 18g 角砂糖5個
クッキー 13g 角砂糖3.6個
ドロップ 8g 角砂糖2.2個
ショートケーキ 30g 角砂糖8個
プリン 14.4g 角砂糖4個
アイスクリーム 22g 角砂糖6個
板チョコ 20g 角砂糖5.5個

甘いお菓子だけじゃなく、ポテトチップスや揚げ煎餅のような、塩辛いお菓子にだって砂糖は使われています。

また調味料や加工食品のほとんどに砂糖やブドウ糖液などが含まれてます。ですから外食などにはけっこう多く砂糖が使われているんです。

【日本人が砂糖をどのくらい摂っているか】

日本人の砂糖の消費量は1人1日約20gといわれます。

でもこれは「砂糖そのもの」が流通した量ですから、実際は20gに加えて外食、加工食品、そしてお菓子やジュースなどの砂糖の量が加わるんですね。
甘党の人や外食が多い人は1日に50gとか、多ければ100g以上摂っているでしょう。

【砂糖の適正な摂取量はゼロなのです】

栄養には摂取基準があります。先週はタンパク質は体重×1~2gくらい、糖質は最低でも1日に100~180gくらいは摂りましょうと書きました。栄養摂取は多すぎるのもダメだけど少なすぎるのもダメなのです。

しかし砂糖の場合は出来ればゼロがいいのです。

もちろん砂糖だって糖質ではありますが、それはごはんやパンなどの多糖類から摂ればいいのです。健康や美容やアンチエイジングのことを考えたら、ゼロにするのがいちばんいいのです。

しかし・・

【砂糖は心の栄養です】

栄養面では不要ですが、砂糖は食生活に大きな喜びを与えてくれたり、食生活そのものを豊かにしてくれたりしますよね。

甘いモノを食べると安らぎますよね。美味しいものを食べると幸せな気持ちになれます。

そういう意味では砂糖は心の栄養なのです。

ですから「ゼロにしましょう」とは言いません。
でも、上手に抑えていく必要があるのです。

というのは、砂糖は身体に悪影響なことが多いからです。

このテーマではとり過ぎの問題を知っていただき、砂糖と上手に付き合ってく方法を考えていただけたらと思います。

本記事の関連ブログ
http://homeyase.net/?p=1386

次回は砂糖の常習性について書きます。

 

 

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