ドロドロの血液 と サラサラの血液

テーマ20 血行・血流とダイエット目次

前記事では 動脈硬化 について書きました。動脈硬化は血管が老化したり詰まってしまったり、血管の問題で血液の流れが悪くなることです。

血管に問題が起こるのは、いわば血管の老化現象のひとつでおあります。若いころのようなやわらかさやしなやかさがだんだん失われていくのは、まぁ、ある程度仕方がないことともいえるでしょう。

しかし、血流や血行が悪くなるということは、血管の状態だけでなく、「血液の状態」も影響するのです。
また、血液の状態によって年齢とは関係なく血管の閉塞が急速に進んでしまうケースがあります。俗にいう「ドロドロ血液」ですが、この記事はそんな「血液」の問題について書きましょう。

 

ドロドロ血液とは

血液がドロドロ」とは一般的には血液中に含まれる脂質が通常より多い、脂質異常症(高脂血症)のことをいいます。粘度が高くドロドロしていて固まっていたり、ひっつきあって流れにくかったり、動脈硬化を起こしやすく、脳梗塞や心筋梗塞の原因になる血液の状態です。

血液中の脂質の中で問題となるのはコレステロールと中性脂肪で、コレステロールには 「HDL(善玉)コレステロール」 と 「LDL(悪玉)コレステロール」があります。
昔は 高脂血症 と言われていましたが、そのころはLDL(悪玉)の値が高いことだけが問題視されていたんです。しかし現在はHDL(善玉)が少なすぎる状態もよくないことがわかっていて、悪玉が多くても、善玉が少なくても、どちらも 脂質異常と言われるようになっています。

また脂質異常だけではなく、もうちょっと詳しく見ると、ドロドロは、次の4種類にわけられます。

ドロドロにも種類があります

『ベタベタな血液』

白血球同士がお互いにくっつきあって血流が悪くなるタイプで、活性酸素が増えることで引き起こされるといわれます。過剰なストレスなども原因になります。

『ネバネバな血液』

糖尿病患者に多く見られるタイプと言われます。血糖値が高い(血液中の糖分が増える)ことで赤血球の膜が変質し柔軟性が失われた状態をいいます。

『ツブツブの血液』

悪玉コレステロールや中性脂肪が異常に増えた状態の人に多く見られます。悪玉コレステロールが原因で赤血球の膜が硬くなり、毛細血管を通りにくくなるタイプです。

『ザラザラの血液』

血小板がくっついて固まっている状態で、血管を詰まらせる病気の脳梗塞や肺塞栓などを引き起こしやすいタイプです。

ドロドロにも、このようにいくつかのタイプがありますが、いずれも血液が流れにくくなり、血行が悪くなります。そして血行が悪いことは諸悪の根源なのです。

では、血液がドロドロになってしまうとどのような良くないことがあるのでしょう。

 

血液がドロドロだとどうなるか

血液がドロドロだとスムーズに流れにくいわけですから血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞になりやすいです。しかし、それ以外にも様々な問題があるのです。

血圧が上がる

血液が流れにくいのですから血圧が高くなります。また、それだけ心臓や血管に負担がかかります。心臓の過負荷は心不全や不整脈につながることもあります。

栄養が届かない

また、血液の役割は身体中の細胞に酸素や栄養と届けたり、老廃物を運び出すことなのですから、血流が悪くなれば、酸素不足や栄養不足が起ききてしまい、体がだるい、疲れが取れない、手足が冷える、頭痛、めまい感等の症状がでやすくなります。

老化が進む

また、栄養や酸素を届けるだけでなく、細胞が出した老廃物の排泄もしづらくなりますから、例えばむくみやすくなったりもしますし、老化が早くなります。シミやシワ等の見える老化は身体の内部の老化の結果と言えますが、血管の老化は20代から始まっているのです。ドロドロ血液は血管の老化を早めてしまうんですね。

ダイエットへの影響

もちろんですが、そのような代謝が悪い状態ではスムーズにダイエットはできなくなります。ダイエットするということは身体にたまった脂肪をエネルギーとして使ってしまうということです。つまり代謝を活発に行うということなのですが、血液が流れにくくなると代謝が低調になってしまうからです。

血液はサラサラで、スムーズに流れる必要があるんですね。

サラサラ血液になるため

血液がドロドロになってしまう原因としては、アルコールの飲み過ぎ、脂っこいものの摂取、甘いものの食べ過ぎ、喫煙、運動不足、ストレスなどがあげられます。
あなたは当てはまることはないですか?

東京女子医科大学附属成人医学センターの調査によると、10人中6~7人程度が血液の流れが悪いドロドロ状態であると報告されています。特に糖尿病や動脈硬化などがない健康な人に限っても、ドロドロ血液の割合は半数以上なのだそうです。

しかも、ドロドロ血液というと、やはり中高年の問題と思われがちですが、10代の学生や若い女性でも食生活が乱れていると血液の流れが悪くなっているのです。
血液の要因だけでなく、いろんな要因がありますから、結果として脳梗塞などの疾患になるのは中高年になってからが多いのですが、血液の状態は年齢に関係なく生活習慣に左右されるのです。

そしてもちろん、若いうちから血液がドロドロの状態になるような食生活や生活スタイルを行なっ、ていると、血管の老化も早くなるのですから、中高年になった時に健康の不安が大きくなるのです。

では、どうしたら血液がサラサラになるか
動脈硬化を防ぐことができるのか
それは次の記事で書きますね。

 

ドロドロ血液が気になる方へ
血液をサラサラにするとダイエットの効率も上がるのです⇒ コチラ

 

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コメント

  1. ゆみ より:

    ロドロの血って嫌ですね~~!!
    排水溝のヘドロみたいだわ~

    >原因としては、アルコールの飲み過ぎ、
    >脂っこいものの摂取、甘いものの食べ過ぎ、喫煙、
    >運動不足、ストレスなどがあげられます

    なるほど~ほめやせに参加する前は
    アルコールと喫煙以外はあてはまってました、、
    ほめやせにで楽しくダイエットするようになって
    今は、当てはまらないですよ~

    週末のバイトでたまに 飲みすぎあるけど
    普段は全然飲まないので、大丈夫かな
    次は 動脈硬化を防ぐ方法ですね
    これは大事ですね。しっかり学びます♪

  2. NEO より:

    私の母はくも膜下出血のため65才の若さで亡くなりました。
    血液をサラサラに保って健康的に過ごしたいです。

  3. カイトバァバ より:

    私も 脂質代謝障害で 健診で ひっかかりました
    血圧も低く 血糖値も低く 体重も平均
    なのに 悪玉コレステロールが 多いのが 不思議です!?
    野菜を多くとり 魚も食し 豆腐 納豆 油もごま油 オリーブオイルをとり
    タバコも吸いません
    アルコールは 少々です
    親も 同じように してますが 悪玉コレステロールが 多いです(父はタバコを吸いますが お酒は1滴も飲みません)
    遺伝でしょうか? 
    夜勤をして 不規則な生活と ストレスは多いかもです
    これからも ほめこさんの ツイートを参考に
    体質改善に 励みます

  4. […] 本記事の関連ブログhttp://homeyase.net/?p=981 […]

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