メタボになると動脈硬化になることが怖いのです。ある日突然命にかかわる問題を引き起こす動脈硬化とは

テーマ20 血行・血流とダイエット

誰だってメタボにはなりたくないと思うでしょう。では、メタボになるとどうしてよくないのでしょう。太って見た目が悪くなるだけではありません。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪が増えることに加え、「血圧がちょっと高め」、「血糖値がちょっと高め」、「血中脂肪がちょっと高め」、などの危険因子が重なることで、『動脈硬化』の危険性が非常に高くなるからです。

動脈硬化になることが怖いんです。そして動脈硬化とは、血行・血流に問題が起こるということです。ということでこの記事からは動脈硬化について書いて行きたいと思います。

動脈硬化 とは

動脈硬化とは、動脈が硬くなってもろくなってしまう状態のことをいいます。

動脈というのは心臓から全身へ酸素や栄養分を運ぶ血管です。それに対して全身から心臓に血液を戻す血管が静脈ですが、静脈に比べ動脈というのは心臓が強い力で押し出した血液が流れるので、弾力性があって柔軟である必要があります。

ところが、加齢にともなって動脈の血管が硬くなったり、弾力性がなくなったり、厚みをまして内径が狭くなったり、血液の流れが悪くなると、硬化が起こった先に栄養が行かなくなり機能低下を起こしたり、血管が詰まったり、破れてしまったり、命にかかわる重大な病気を引き起こしたりします。

動脈硬化にもいくつかの種類がありますが、最も多いのが 「アテローム性動脈硬化」 というもので、血液中のコレステロールや中性脂肪が原因となるタイプです。

血糖値が高いと血管の内膜が傷つきやすくなりますが、傷ついた隙間から血管内膜に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり「血栓」の原因になるのです。

血栓というのは血管の内側のコブのようなもので、血液が流れるのに障害物になってしまうのです。

また、血管の中膜が硬化して血管が破れやすくなる中膜硬化や、血管壁が老化して弾力性がなくなり硬くなる細動脈硬化などがあり、血圧が高くなると血管が破裂しやすくなり、特に脳内で破裂すると脳卒中になります。

いずれも進行すると、死に直結する病気である、虚血性心疾患 (狭心症・心筋梗塞)、脳血管障害 (脳卒中、脳梗塞、脳血栓、脳出血、クモ膜下出血など)を引き起こすことになります。

 

動脈硬化の危険因子

なぜそのような血管の詰まりになってしまうのか、要因は様々ありますが、下記のようなことが動脈硬化の危険因子といわれるものです。

  • 肥満(内臓脂肪の蓄積)
  • 高血圧
  • 脂質異常(コレステロールや中性脂肪)
  • 高血糖(糖尿病)
  • 痛風
  • 加齢
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 過度のストレス
  • 偏った食事内容
  • 嗜好品(アルコール、コーヒー、紅茶)

ほとんどが、生活習慣に関わることですよね。

そしてこれらの危険因子が重なることで危険性はより高くなるのですから、生活習慣を改めて因子を減らすこと、動脈硬化のリスクを軽減させることだって出来るのです。

また、これらは肥満につながる因子でもありますよね。ですから生活習慣を改めるダイエットというのは動脈硬化の予防にも効果があるのです。

動脈硬化には自覚症状がありません

動脈硬化で怖いのは、初期の段階で自覚症状が全くないことがあります。

昨日まで普段通りで元気だったのに突然に・・・ってことになっちゃうんですね。
検査によって動脈硬化の状態を診断することもできます。いわゆる 「血管年齢」 を調べたりする方法で、できれば定期的な検査をするに越したことがないんですけどね。
元気なときにはなかなか病院に足が向かないという人もいるかもしれませんが。でも、もし、下記のような症状を感じることがあったら、すぐに病院で検査を受けなければいけません。

こんな時は要注意

動脈硬化が起こりやすいのは、脳と心臓、足の3カ所です。

「脳」 に動脈硬化があると

  • 手足の力が抜ける。
  • 手足がしびれる。
  • しゃべりにくくなる。
  • めまい、頭痛が起こる。
  • 耳鳴りがする

「心臓」 に動脈硬化があると

  • 階段をのぼり降りすると動悸がする。
  • 重い荷物を持って歩くと息苦しくなる。
  • 胸に痛みを感じる
  • 食後に胸が痛む
  • 倦怠感、疲れやすくなる

「足」 に動脈硬化があると

  • 足が冷えやすくなる。
  • 歩いていると、太ももの裏側やふくらはぎに痛みを感じる。
  • 足をひきずる状態になる。
  • 安静にしていても痛みが起こる。
  • ちょっとした刺激でキズができ、化膿してなかなか治らなくなる。
  • 手足がむくみやすい

前記したよう、動脈硬化は「沈黙の病気」といわれ、初期症状が感じにくく、静かに進行していきます。上に書いたような症状を感じたときは、かなり動脈硬化が進んでいる状態だといえます。すぐに病院に行かなければいけません。

動脈硬化が起こり、重大な疾病に発展したら取り返しがつかないです。ですからそうならないために、普段から生活習慣を見直すようにしましょう。

 

ということで、動脈硬化は「血管」に問題が起こって血液が流れにくくなることですが、「血液」に問題があって流れにくくなることだってあるのです。次回の記事では血液に関すること書きます。

 

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ゆみ より:

    『動脈硬化』 って、血管の中で恐
    ろしい事が起こってるんですね~
    考えただけでも怖いです

    自覚症状がないって、一番怖い、、
    そうならない為に、しっかり勉強しなくちゃ
    次の日記も必見ですね~~

  2. […] 動脈硬化ってどういうことなのか 2013年8月25日 […]

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です