血行・血流で起こる問題 低体温、肥満、高血圧、動脈硬化

テーマ20 血行・血流とダイエット 目次

この記事から「血行・血流とダイエット」というテーマです。血行・血流が良いか悪いかということはダイエットや美容に大きく影響するのです。
血液というのは身体のあちこちに活動するためのエネルギーや酸素などを届け、老廃物を回収して排出する役割があります。その流れが悪くなるということは代謝が悪くなったりするのです。

また、健康のためにダイエットをする、つまりメタボ対策ということは動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防するということです。血流が悪いと生活習慣病のリスクも高くなりますし、体温が低下して免疫力が下がって、風邪を引きやすくなったり、アレルギーが出たり、ガンにだってなりやすくなるのです。

血流や血行というのは、冷え、むくみ、肩こり、腰痛、肌の乾燥、くすみなど、健康や美容の状態に影響するんですが、血行が悪いと体温も低下してしまいます。そのことがダイエットにも大きく影響してしまうのです。

 

低体温の人が増えています

低体温についてはたびたび話題にしています。低体温の人が増えているんです。50年前の日本人の体温は平均で36.89℃だったそうです。それが現代は約0.7℃低下して36℃前半なのだすです。35℃台の人が増え、34℃台の人もいらっしゃるのだとか。しかも本来は体温が高いはずの子供の低体温増加も問題になっています。

人間の身体は体温を常に一定に保っていますが、風邪をひいたりすると体温が上がりますよね。2℃程度の変動で頭がぼーっとしたり寒気がしたり、普通でいられなくなりますよね。体温の変化は身体に大きな影響を与えるのです。それが低い方にシフトしていってしまっているわけですが・・

低体温の原因は食事や運動や生活習慣などいろいろありますが、血行が悪いことも要因なのです。血行が悪くなると低体温になるし、低体温になると更に血液が流れにくくなるという悪循環になってしまうのです。

自分の平熱を知らない人が多いですよね。風邪を引いた時くらいしか熱を測らないという人がほとんどだと思いますが、この記事を読んだあとぜひ測ってみてください。

 

低体温のダイエットへの影響

体温が低くなると太りやすくなります。

基礎代謝が落ちて1日のエネルギー消費が下がってしまうからです。節電のとき、冷暖房の設定温度を1℃変えるだけで消費エネルギーが大きく変わるといいますよね。それと同じ理屈です。

どのくらい変わるかというと、たとえば体温が1℃違うと、基礎代謝が10~15%も変わってしまうと言います。15%だったとして、単純計算で、基礎代謝1200kcalの女性なら180kcal変わります。1600kcalの男性は240kcal変わります。
基礎代謝が変わると活動代謝(運動をした時などのエネルギー)も変わりますから、1日に200~500kcalくらいエネルギー消費に差が出てしまう場合もあるでしょう。

もし500kclも変わっちゃったらそりゃあ影響はデカイですよ。もし仮に毎日500kcal分の脂肪が蓄積されるとしたら、単純計算で2週間で1kg太るのです。1ヶ月で2kg 1年で24kgですからね。

それだけ太りやすくなるのです。

また、低体温になると体内の酵素の働きが弱くなります。酵素が最も効率的に活性する温度というのは36~37℃といわれますが、酵素は食べ物の消化吸収からエネルギーの代謝まで、いろんな身体の機能に関わっています。つまり低体温になってしまうと、脂肪が燃えにくくなってしまうのです。

太りやすいだけでなく、ダイエットしても痩せにくくなってしまうのです。

 

高血圧の問題

血流が悪くなると生活習慣病のリスクが上がります。
ひとつは「高血圧」の問題です。

血液の流れの出発点はポンプの役割の心臓です。
心臓は静脈から流れ込んでくる血液を含んで大きく膨らみ、縮む時にその血液を動脈に送り出すのですが、送り出した時は血圧が最も高くなります。その瞬間が最高血圧(収縮期血圧)で、心臓が膨らんだ時が最低血圧(拡張期血圧)です。

その最高、最低どちらが高くても「高血圧症」ということになりますが、日本人の約20%以上の人が高血圧と言われています。

血圧が高くなるのは様々な原因があります。もちろん心臓の状態が関係したり、例えば肺の状態や、筋肉の状態も関係します。しかし、はっきり原因がわかる高血圧症の人は全体の1割に満たないのです。ほとんどの人はいろんな検査をしても原因が特定できない本態性高血圧なのです。

ただ、水をホースに流す時を想像してみてください。スムーズに流れているときより、出口を絞って流れにくくするほうがホース内の圧力は高くなります。
流れにくいと圧は上がるのは、血管と心臓も同じで、特定の場所は限定できないけど、身体全体に血液の流れが悪くなっている状態の高血圧症の人がほとんどだということなのです。

血液の流れはスムーズがいいのです。

動脈硬化とは

また、血流が悪くなるとメタボのリスクも高まります。

メタボリックシンドロームになりたくないと誰でも思うでしょう。
なぜメタボになるとよくないのかというと、「動脈硬化」のリスクが高まるからです。

メタボの判定は4つの項目をチェックしますね。
「内臓脂肪の蓄積」とともに、
「血圧がちょっと高め」、
「血糖値がちょっと高め」、
「血中脂肪がちょっと高め」、という危険因子が重なることで、『動脈硬化』の危険性が高くなるのです。20130409131659

動脈は心臓から全身へ酸素や栄養分を運ぶ血管ですが、血管が硬くなったり、弾力性がなくなったり、内径が狭くなったり、血液の流れが悪くなってしまう状態のことを動脈硬化といいます。
硬化が起こってしまうとその先に栄養が行かなくなって機能低下を起こしたり、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる重大な病気を引き起こしてしまうのです。

つまり、血液の流れが悪くなることが問題なのです。

また、血液の流れが悪くなるのは血管の問題ばかりでなく、コレステロールのとりすぎや水分摂取不足で血液がドロドロになっていたりすることも原因になるのです。

 

そして、血流が悪くなって低体温になるのも、動脈硬化にしても、それらの原因は肥満につながる原因と共通点が多いのです。ですから正しく健康的にダイエットすればいずれの問題も解決につながりますが、間違えたダイエットは問題の原因を悪化させることにもなるのです。

今週はそんな話をさせて頂きますね。

 

ドロドロ血液が気になる方へ
血液をサラサラにするとダイエットの効率も上がるのです⇒ コチラ

 

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